機材選びのヒント

おすすめの組み合わせ

■【iPhone + 一眼】の組み合わせがおすすめです

・一眼は、一眼レフでもミラーレス一眼でもいいですが、標準ズームの他、単焦点の明るいレンズ⇒50mmかマクロ90mmかマクロ100mmが1本あると表現の幅が拡がります。

・僕の場合、1台目のソニーF707と2代目のオリンパスE-330は新品で購入しましたが、現在メインのオリンパスE-3(”世界ネコ歩き”で有名な岩合光昭プロカメラマンが昔使っていた)は中古をネットでボディのみ3万円くらいで購入しました。

↓コレです

■旅行が好きで、撮ったらすぐSNSやインスタグラムなどにアップしたい人は

・コンデジかミラーレス一眼ですぐにiPhoneやPCに無線で転送できるモデルを選ぶと、1台で何でも撮れ最軽量で超便利です。

3万円から10万円くらいまで、いろいろあります。

カメラの選び方

*画素数は600万~1200万あれば、十分です。(余程大きな:1mを超えるプリントをしない限り)

**もちろん、金銭的に余裕があり、カメラだけでも”プロ並み”にしたい。という方は各社のフラグシップ(数字1桁品番のモデル)を購入してもOKです。

(僕の知っているプロは、Canon 5Dが多いです。)

それでは、一眼レフを買うとします。

まず、メーカーとモデルを決めなければなりません。

・JPEG撮って出しの写真は各社画づくりをしていますので、カタログの作例写真やネットの評判などを見て自分の好みの画のメーカーがあればそこを選びます。モデルは予算次第ですが、8万円クラス(Canon EOS 8000D、Nikon D5500、PENTAX K-S2←これはちょっと安い:2017年時点)を購入しておけば間違いないです。iPhoneでも10万円しますから、写真が上手くなりたいという人は最低限これくらいの投資はしてください。

・同程度の価格帯であれば性能的には各社大差ないので、好きなメーカーや気に入ったデザインのカメラがあればそのモデルに決めてOKです。

どこでどうやって買うか?

新品か?中古か?

・初心者や初めて購入する場合は、新品をおすすめします。

それはトラブルが起こる可能性が少なくなること、もし不具合があってもメーカー保証があるからです。始めてすぐカメラが動かなくなったりするとテンション下がりますし、写真撮るのが嫌になったりしますから。

カメラは、デザインが好きで手に馴染むことが重要なので、必ず店頭で実機に触ってみてから購入することをおすすめします。

ヨドバシカメラが品揃えも豊富でいいです。

僕が最も好きなデザインのカメラ:LeicaⅢf

・数台目の購入の場合、または予算が限られているけどフラグシップ機が欲しい場合は中古もありです。

ヨドバシの他、マップカメラやカメラのキタムラなどで探してください。カメラに詳しい人が友人/知人にいたら同行してもらうと心強いですよね。

ネットで個人から買うのは、前オーナーの使い方や状態がわからないので、リスクを負う覚悟がある人以外はおすすめしません。

僕の使用機材をご紹介

僕の場合、ちょっと特殊なのですが(デジタル一眼レフは、フォーサーズのみ。Contax時代のZeissレンズを使いたい)、用途別に機材をご紹介します。購入の参考にしてください。

朝散歩街歩きのスナップ

・OLYMPUS E-330 + 標準ズームレンズ 14-42mm(35mm換算28-84mm)

・ iPhone SE (2nd.gen.)

の2台を併用しています。(歩くために出来るだけ軽くしたい、ミニマムの組み合わせ)

庭の花を撮るときには

ボディ:OLYMPUS E-3

マウントアダプター:コンタックス-フォーサーズ CY-4/3 【ボディ側:フォーサーズ/レンズ側:コンタックス】

レンズ:Zeiss Planar 1.4/50mm(35mm換算100mm)or Zeiss Makro-Planar 2.8/100mm(35mm換算200mm)

■ライブ撮影では

10年撮り続けているJazz/Latin Vocalist MAYA 2007年@仙台

■2017.4.1 鎌倉の古民家で彼女の写真展&ライブを企画し大盛況

(移動は、電車かクルマ)

□メイン

ボディ:OLYMPUS E-3

マウントアダプター:コンタックス-フォーサーズ CY-4/3 【ボディ側:フォーサーズ/レンズ側:コンタックス】

レンズ:ほとんどZeiss Planar 1.4/50mm(35mm換算100mm)でバストアップ~上半身、顔をアップで撮る場合はZeiss Planar 1.4/85mm(35mm換算170mm)

□サブ

OLYMPUS E-330 + 標準ズームレンズ 14-42mm(35mm換算28-84mm)

[全身を撮る、ベリーダンスなど動きが早く、マニュアルではピントを合わせられない場合など]

テーブルフォト(食べ物や飲み物)を撮るときには

□メイン:iPhone SE (2nd.gen.)

□サブ:ボディ:OLYMPUS E-3

マウントアダプター:コンタックス-フォーサーズ CY-4/3 【ボディ側:フォーサーズ/レンズ側:コンタックス】

レンズ:Zeiss Planar 1.4/50mm(35mm換算100mm)

■スナップやポートレートをモノクロフィルムで撮りたいときには

Contax S2*画像はネットよりお借り

1999年より海外21カ国に同行し、最も多くのフィルムを撮った。チタンボディで軽く堅牢

【フィルムは、Tri-X:生産完了につき在庫限り】

・OLYMPUS PEN-FT + Zuiko 42mm F1.4

・Contax S2 + Distagon 2/25mm [スナップ/風景] or Planar 1.4/85mm [ポートレート]

・たまに、Contax T2

■カラースライドフィルムで撮りたいときには

Contax 645*画像はネットよりお借り

【フィルムは、Ektachrome E100VS:生産完了につき在庫限り】※E100は再生産され入手可能になりました

・Contax 645 + Planar 2/80mm [風景(朝焼け)/ポートレート] ←重いのでクルマ移動のときのみ

・Contax RTSⅢ / S2

+レンズは、

Distagon 2/25mm [スナップ/風景]

Planar 1.4/50mm [何でも]

Planar 1.4/85mm [ポートレート]

Makro-Planar 2.8/100mm [花や紅葉]

“海外旅行では、レンズ3本が限界なので、[25mm+50mm+100mm]を選ぶことが多い“

■野球やホールの最後尾からステージを撮るとき

ボディ:OLYMPUS E-330 / E-3

マウントアダプター:コンタックス-フォーサーズ CY-4/3 【ボディ側:フォーサーズ/レンズ側:コンタックス】

レンズ:Zeiss Vario-Sonnar 2.8/80-200mm(35mm換算160-400mm)+テレコン×1.4併用で(35mm換算224-560mm)

◆満塁ホームランを打った!(この写真は大きなサイズにプリントして本人にプレゼントしました)

ここまで、律儀に読まれた方(それも最近写真を始めた方)はチンプンカンプンで、なにがなんだか?だと思いますので、簡単にまとめると、

◆最も使用頻度が高い/撮影枚数が多いのは

  • iPhone
  • 一眼レフ+50mm単焦点レンズ(35mm版換算100mm)ということになります。↓コレ

理由は、

  • iPhoneは、常に手に取れるところにある ⇒【スナップ、風景、食べ物、物撮り】
  • 一眼レフは、iPhoneが不得意な ⇒キレイにぼかした【花や紅葉、食べ物、ポートレート】、暗くて動きがある被写体【ライブ】写真を撮る場合。※最新のiPhoneは3レンズで、ぼかした写真も撮れるようになりました

カメラ・レンズメーカーに関する私見と日本の技術について

僕は小学生の頃、父と一緒に入った暗室プリントでの驚きが写真を始める動機になっているのと、初めて使ったカメラが父から借りたOLYMPUS PEN-FTという35mmハーフサイズ一眼レフなため、OLYMPUSのカメラ+一眼レフがメインとなっていて、日本を代表するメーカーであるNikon/Canonとはほとんど縁がないという変わり者です。

また、写真を始めた頃(1970年代)ライカやコンタックス・ツァイスというドイツ製のカメラ・レンズは憧れであっても別世界の存在であり、自分が使えるようになるとは全く想像できませんでした。

それが、デジカメの登場によりフィルムカメラがマイナーな存在となって、さらに縁もあり、憧れだったツァイスのレンズを日常的に使えるようになったのですから、隔世の感がありますね。

OLYMPUS PEN-FT @愛知県・岩古谷山

60年代~70年代は、日本のカメラメーカーが本場ドイツに追い付け追い越せと鎬を削っていた時代で、Nikon F / Canon F-1 / OLYMPUS PEN-F・OM-1/-2など、ライカやコンタックスのまねではなくオリジナルのデザイン&技術で世界の頂点に立った時期です。OLYMPUS PEN-Fは、ライカの技術者が驚いたという、一眼レフなのにペンタプリズムがないポロプリズムによる上面フラットなデザイン・60年代当時布製のフォーカルプレーンシャッターが普通だったのにチタンのロータリーシャッターを採用し1/500まで全速ストロボ同調など、日本らしい小型高性能を実現したオリジナリティ満載のモデルでした。米谷さん、凄いな!!畑違いですが一技術者として尊敬しています。開発時の苦労たるや想像を絶します。

今や、一昔前は”世界の”と言われたSONYもAppleにやられてモノ作りでは見る影もありませんが(どうしてWalkmanを作った会社が、iPod/iPhoneを真っ先に作れないのでしょう?)小型高性能のモノ作りは、カメラ・時計~クルマにいたるまで日本の得意分野なので、プロダクトアウトではなく、マーケットイン(顧客視点)でライフスタイルを変えるとかライフスタイルにマッチしたモノづくりを、日本の技術を活かして今後も続けて欲しいというのが僕個人の願いです。

掲載している写真は*以外tabby撮影のものです。

 

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【写真家tabbyの活動】

 

47年以上に渡り撮影を継続し、その撮影枚数は10万枚を超える。

 

◆「kindle写真集の出版」

■CRP第1弾

■CRP第2弾

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■CRP第5弾

■写真集第6弾(独自出版)

 

◆「写真展とネット掲載」

■写真展(個展)を20回以上開催

■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載

■Gettyにて写真データーを販売【175点】

■fotofever paris 2014年より3年連続出展 *fotofever paris とは、 世界最大の写真の見本市、イベントであるパリフォトと同時期にルーブル美術館の地下イベント会場であるルーブル・カローセルで開かれる。約100のギャラリーや出版社(日本からは8社)が出展。

 

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撮影ジャンルとしては、

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  • Food/Drinkを撮る
  • 人物を撮る
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  • スナップを撮る

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それでは、「写真上達レシピ」をちょっとだけ、ご紹介しましょう!

ここでご紹介したのはごく一部です。写真の例はこの20倍はありますので、

あなたが撮りたいシーンがきっと見つかるはずです。

  今回お渡しする講座やレシピは無料ではあるのですが、

あなたが現在お持ちのカメラがiPhoneであっても一眼レフであっても、

写真をより深く理解し、すぐに上手く撮る役に立ち、楽しめて、

【写真であなたの人生が豊かになる】ことを願って作りあげました。

  これほどたくさんの例をあげて様々なジャンルをカバーし、具体的に撮り方の解説をしている講座は 他にはありませんので、是非試してみてください。

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■写真展(個展)を10回以上開催
■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載
■Gettyにて写真データーを販売【175点】
■fotofever paris 2014年より3年連続出展
*fotofever paris とは、 世界最大の写真の見本市、イベントであるパリフォトと同時期にルーブル美術館の地下イベント会場であるルーブル・カローセルで開かれる。約100のギャラリーや出版社(日本からは8社)が出展。

◆販売実績

■fotofever parisにて、リアルプリントを、2015年2016年連続350EUR(約4万円/枚)でSOLD OUT。
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