”ブレ”で動感・情感・臨場感を表現しよう!5つのシーン

写真の基本は、”ピントぴったり、ブレずに撮る”ことですが、スナップを「タイミングを逃さず撮りたい」とか「暗い場所で撮りたい」場合には、ブレてしまうこともあります。それをNGにするのではなく、積極的に利用しよう!というのがテーマです。

地下道で

地下道 @中国・北京・天安門広場

この例は、1997年に天安門広場の地下道で撮ったものですが、当時の北京は警備が物々しく緊張した憶えがあります。

ここは、かなり暗い場所なので歩く人がブレています。

それで、全員がぴったり止まっているよりも、動感や臨場感を醸し出していますね。

ブレるための条件は、シャッタースピードと被写体の動きによって変わりますが、人の場合

シャッタースピードが、1/60s〜1/8sです。

手持ちの場合は、カメラブレするので1/30s以上の高速で撮りたいところです。

(カメラブレするかしないかは、カメラ・レンズの焦点距離[mm]・撮影者のスキルによって変わります)

ダンスショーで

ベリーダンス @静岡県浜松

ベリーダンスは女性の美しさや魅力を引き出すので好きです。

最新の一眼レフの性能向上はめざましく、ISO感度を上げて撮れば、かなり激しいダンスでもブレずに撮ることが可能です。

ところが、僕のカメラではISO800が限界

(これ以上に上げると暗部がノイズだらけで汚くなってしまう)

なので、暗いところでは、シャッタースピードが、1/60s〜1/15sになります。

この例では、動きの速い胸の部分がブレていて、ダンスの動感・ダイナミックさ・激しさがわかると思います。

気を付けたいのが、”被写体ブレしても、カメラブレさせない”ために、テーブルに肘をついたり、柱に身体を押しつけたりして安定させることです。

カメラがブレてしまうと、全体が流れてしまい、止まっているところと動いているところの違いがなくなってしまいます。

異郷のレストランで

踊る同僚 @モロッコ・マラケシュ

*この写真は、Kindle版写真集に収録されています

この例では、酔って撮っているのと、暗いために、背景も手前に座っている人の顔もブレています。

ところが、踊っている同僚の右手は止まっていますよね。

何故か?

それは、カメラの動きと踊っている同僚の動きがシンクロしているからです。

レーシングカーを撮った写真などで、背景が流れてるのに、クルマは止まっている。

そんな写真を見たことはありませんか?

これは【流し撮り】というテクニックですが、結果的に同じになっているということです。

被写体の動きや音楽に合わせながら、自分も渾然一体になって撮ると、偶然こういう写真が撮れたりもします。

偶然が作用するのも写真の面白さの1つですね。

有名なBarに行く途中で

Long Bar への階段 @Singapore・ラッフルズホテル

シンガポールにラッフルズホテルという有名な(新婚さんなんかがよく行く)ホテルがあります。

ここのBar【Long Bar】は、”シンガポール・スリング”というカクテル発祥の店と言われていて雰囲気もいいです。
ラッフルズホテルに宿泊はしていなくても、お酒好きな僕はこのBarには行くしかありません。

Barに上る階段で、”何かに惹かれて”踊り場にカメラを向けたらそこに偶然女性が上ってきた。

というのが、この写真のシチュエーションです。

ブレ過ぎてて、説明しないとわかりませんが、■ある瞬間■というタイトルの好きな写真です。

元はカラースライドで緑っぽいのですが、デジタル加工ではなくインターネガという手法でモノクロ化して、小全紙という40cm×50cmのプリントにしています。

地下鉄で

地下鉄 @Paris

最後に、”失敗写真”の紹介です。

パリの地下鉄構内で素敵な女性の後ろ姿を見つけて、”撮ろうと思ったけど、早くしないと地下鉄が入ってきてしまって、女性が動き出してしまう”という状況です。

焦って撮ってるので、被写体は止まっているのに、完全なカメラぶれです。

ということで、ずっとお蔵入りしてたのですが、2016年・秋にamazonからKindleで【Parisをテーマにした電子書籍版写真集】を出そうとしたときに、表紙(これはモンマルトルで撮った女性の後ろ姿)から鉄道の駅の写真の間に、”そうだ、地下鉄で撮ったこの写真を入れて流れを作ろう”と思っていれたら、これが意外に好評でした。

テクニック的には失敗でも、”撮るときの気持ちやライブ感”が写っている例です。

※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。

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【写真家tabbyの活動】

 

40年以上に渡り撮影を継続し、その撮影枚数は10万枚を超える。

 

◆「kindle写真集の出版」

■CRP第1弾

■CRP第2弾

■CRP第3弾

■CRP第4弾

■CRP第5弾

 

◆「写真展とネット掲載」

■写真展(個展)を10回以上開催

■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載

■Gettyにて写真データーを販売【175点】

■fotofever paris 2014年より3年連続出展 *fotofever paris とは、 世界最大の写真の見本市、イベントであるパリフォトと同時期にルーブル美術館の地下イベント会場であるルーブル・カローセルで開かれる。約100のギャラリーや出版社(日本からは8社)が出展。

 

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それでは、「写真上達レシピ」をちょっとだけ、ご紹介しましょう!

ここでご紹介したのはごく一部です。写真の例はこの20倍はありますので、

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写真展とネット掲載

■写真展(個展)を10回以上開催
■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載
■Gettyにて写真データーを販売【175点】
■fotofever paris 2014年より3年連続出展
*fotofever paris とは、 世界最大の写真の見本市、イベントであるパリフォトと同時期にルーブル美術館の地下イベント会場であるルーブル・カローセルで開かれる。約100のギャラリーや出版社(日本からは8社)が出展。

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■fotofever parisにて、リアルプリントを、2015年2016年連続350EUR(約4万円/枚)でSOLD OUT。
■個展にて、リアルプリントを1.5万円〜2万円/枚(四切サイズ)で販売実績あり。
■Getty にて、データーを最高3万円/枚で販売した実績あり。

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