iPhoneと一眼レフのそれぞれの得意ジャンルの違い

僕は、機材選びのヒントという別記事で、iPhoneと一眼レフの組み合わせをおすすめしています。

ここでは、iPhoneの得意・不得意な被写体/ジャンルを説明します。

iPhoneの優位な点と得意なジャンル

iPhoneの優位な点は、常に手に取れるところにあるので、機動性に優れていること。

得意なジャンルは、

  • スナップ
  • 風景

by iPhone SE (2nd.)

 

  • 食べ物

by iPhone 5S

  • 物撮り

iPhoneが不得意で一眼レフが得意なジャンル

iPhoneが不得意な【一点にだけピントが合って、他はキレイにぼかした写真】や【暗くて動きがある被写体を撮る】のが、一眼レフは得意。

ジャンルは、

  • 花や紅葉
  • 食べ物
  • ポートレート
  • ライブ写真

ここからは、一眼レフならではの(iPhoneでは撮れない)写真の例をご覧ください。

iPhoneのレンズは広角(35mm換算29mm)なので、この例のように望遠ズーム(35mm換算160-400mm)で【離れたところから、紅葉にのみピントを合わせ、バックをぼかす】ことはできません。

iPhoneでもギリギリまで近寄れば、ある程度ぼかすことは可能ですが、この写真のように【一点にだけピントが合って、他は”ふわっと”キレイにぼかした写真】は難しいです。この例では、単焦点の標準レンズ(35mm換算56mm/F1.4)で撮っています。

もっとも違いがわかりやすいのが、この例のようなポートレートでしょう!iPhoneでは厳密なピント合わせはできない(一眼レフでも瞳にだけ合わせるのは難しい!)ため、顔のアップでは全体になんとなくピントがあった写真になり、【瞳にピントが合って、あとはふんわり柔らかい印象】の写真は撮れないです。ここでは、単焦点の中望遠レンズ(35mm換算100mm/F1.4)で撮っています。

これは、ベリーダンスですが、暗くて動きが速い被写体のため、ちょうど良いブレで動感を出そうとしても、iPhoneではシャッタースピードが遅くなりすぎてしまい、思うようには撮れません。この例ではレンズは標準ズームです。

このように、スナップや広い風景などはiPhoneの得意分野なのですが、ここに挙げた例のように撮りたい/表現の幅を広げたい場合は一眼レフがどうしても欲しくなります。

一眼レフに興味を持たれた方は、別記事機材選びのヒント【1-1. カメラの選び方】をご一読ください。

※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。

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