高いカメラじゃないと良い写真は撮れないのか?

あなたは、【高いカメラじゃないと良い写真は撮れない】と思っていませんか?

それは、半分はホントで半分は嘘です。

高いカメラじゃないと撮れない写真は厳然としてありますが、安いカメラやiPhoneであっても良い写真は撮れます。

良い写真とは何か?

まず、良い写真って何か?を考えてみましょう。自己満足するのでも、他の人から褒められたり良いと言われてもいいですが、僕は【いい写真とは、撮った人の思いや感動が見る人に伝わる写真】だと考えています。

なので、道具=カメラに関係なく、安いカメラやiPhoneであってもいい写真は撮れます。

特に、スナップと言われるジャンルでは、

  • 高級コンパクトの【リコーGR:28mm単焦点レンズ】が最強でコレ1台で十分
  • iPhoneの速写性でシャッターチャンスを逃さず撮れる

ことから、【高いカメラじゃないと良い写真は撮れない】というのは嘘になります。

高いカメラの利点とは?

一方で、高いカメラを一眼レフとすると、レンズが交換できたり、撮影テクニックを駆使したりすることができるので、あらゆるジャンルやシチュエーションに対応可能で、いい写真を撮れる可能性が大きくなります。

ただし、それはカメラを使いこなす技(テクニック)があってこそで、高いカメラ=いい写真が撮れるのではなく、【高いカメラ+使いこなしの技】があって良い写真が撮れる。また、撮影ジャンルによっては一眼レフでないと撮れない場合もあるということです。

高性能なクルマを所有していても、運転テクニックがなければワインディングを速く安全に走らせる(=クルマの性能を発揮させる)ことができないのと同じです。高性能の機械ほど、それを使う人のスキルやテクニックに依って結果が大きく変わってくるということになります。

つまり、【高いカメラじゃないと良い写真は撮れない】というのは、場合によっては/撮影者の技量により(条件付きで)ホントになります。

一眼レフの高いカメラと安いカメラでは何が違うのか?

画素数競争というのは、【数字が多い方がお客様にわかりやすく高く売りやすいというメーカーの勝手な都合】であり、実際には画素数は600万〜1200万あれば十分です。

それでは、僕がおすすめしている8万円クラスとフラグシップの50万円超クラスの何が違うか?というと、

・フラグシップ機はプロが使うので丈夫で信頼性が高い(壊れにくい)設計になっている

・メカ的には、プラスティックではなく金属を多用している(→重く、コスト髙になるが、質感や感触がよく信頼性が高くなる)

・ソフト的には、画像エンジンが作り込まれているので、JPEG撮って出しでもキレイな写真が得られる。(→その分、開発コストがかかり、販売台数も少ないので高価になる)

となります。

それから、センサー(撮像素子:フィルムカメラのフィルムに相当する)の大きさがコスト的には大きな要因となります。センサーは大きい方から、

  • 35mmフルサイズ
  • APS-C
  • フォーサーズ

などがありますが、画素数が同じであれば、【センサーが大きいほど、写真のクォリティが高くなる】もののそれに伴い、センサーが大きくなる=ボディ本体も大きく、レンズも大きくしなければならない。結果的に ⇒大きく、重く、コスト高になります。

一眼レフとミラーレス一眼の違いは?

ミラーレス一眼は、その名の通り【一眼レフにある、ミラーを動かす機構がない】ため、その分前後方向の寸法(レンズマウントからセンサーまでの距離)を小さくでき、軽量に設計することができます。

ただし、ミラーがないということは一眼レフのような【光学ファインダー:OVF(被写体を素通しでそのまま見る感じ)】は原理的に実現できず、【電子ビューファインダー:EVF(モニターを見る)】となります。一昔前、EVFはタイムラグがあり動体撮影に不利と言われていましたが、現在では処理速度が向上しかなり改善されています。(最近では、一眼レフでもOVFがなくEVFのみのカメラもあります)

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は別記事で詳しく書いていますので、そちらをご一読ください。

 

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