音楽の世界では、アナログ(LP・ブラックディスク)が見直されています。それは、単なる郷愁ではなく、デジタルにはない人の感性に寄り添う何かがあるからではないでしょうか?
1975年〜使用 OLYMPUS PEN-FT(父の形見カメラ)@静岡県浜松市
僕は40年以上フィルムで写真を撮っていて、デジタルでも15年撮っていますが、そこには超えられない何かがあるとしか思えません。
女性に多いのですが、デジタルカメラで写真を始めたのに、あっという間に35mmフィルムの一眼レフ→そしてハッセルなどのブローニーフィルムを使うカメラを入手して写真を楽しんでいる人を多く見かけます。
1999年〜使用 Contax S2(21ヵ国に同行)@ギリシャ
デジタルの進歩はすさまじく目を見張るものがありますが、現在のロールフィルムは1889年コダックが発明して以来、120年以上の歴史がありその間先人が改良を重ねてきたものです。長い時間をかけて、人が良いと思う写真を追求して来た結果がココにあるわけです。それは、プリント用の印画紙にも当てはまります。コダックはデジカメも発明していながら、フィルムに拘るあまりに残念ながら経営不振となりフィルムの製造を中止せざるを得なくなりました。
現在では、FUJIFILMやILFORDなど数社が製造するのみとなってしまいましたが、文化遺産とも言えるフィルム、いつまでも残って欲しいと思います。
2009年〜2017年まで使用 Contax Tvs @神戸
デジタルの恩恵で、かつては暗室でしかできなかったプリントが、明室でそれもカラーでできるようになったことは、写真をより一層身近なものにし、撮影者が全てのプロセスを行えることにより表現の幅が広がりました。
それでも、特にモノクロ銀塩プリントには、インクジェットプリントでは到達しえない、深みと奥の深さがあります。
写真美術館や写真ギャラリーに行って銀塩プリントを実際に見ることで、写真の奥深さを実感することが出来ます。
プラチナプリントの存在感やリアリティは物凄いです!
もし、あなたがフィルムに興味を持たれたら、是非一度フィルムで撮影したり、モノクロフィルムの現像やプリントを体験してみたりすることをお薦めします。
※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。----------------------------------------------------
【写真家tabbyの活動】
47年以上に渡り撮影を継続し、その撮影枚数は10万枚を超える。
◆「kindle写真集の出版」
■CRP第1弾
■CRP第2弾
■CRP第3弾
■CRP第4弾
■CRP第5弾
■写真集第6弾(独自出版)
◆「写真展とネット掲載」
■写真展(個展)を20回以上開催
■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載
■Gettyにて写真データーを販売【175点】
■fotofever paris 2014年より3年連続出展 *fotofever paris とは、 世界最大の写真の見本市、イベントであるパリフォトと同時期にルーブル美術館の地下イベント会場であるルーブル・カローセルで開かれる。約100のギャラリーや出版社(日本からは8社)が出展。
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