紅葉をキレイに撮るための6つのテクニック

燃えるような紅葉を見て感動しても、どう撮ったら良いか?わからない。
写真には実際の感動が写っていない/伝わらないという経験は誰にでもあると思います。
そんな時、上手に撮れるコツをご紹介いたします。

おすすめの天気について

✔ 紅葉はなんと言っても、秋晴れの日に撮るのが気持ちいいのですが、
▲ 雨や雨上がりでも雰囲気のある画が撮れたりします。
× 曇りだけはおすすめできません。何故なら、僕は40年以上写真を撮っているのですが、
納得できる画が撮れたことがないからです。

晴れの青空バックで撮ろう

@長野県飯田市

紅葉は枝が気になったり、バックがゴチャゴチャとうるさくなったりして主題が埋もれがちになります。

こういう場合は、まず背景がハッキリと空になるところに移動してみてください。

そして撮り方ですが、下から見上げる感じで背景が空になるように撮ることで、主題がくっきりと強調されてスッキリした写真になります。

よくあるのが紅葉を撮っているけど他の枝がかぶってしまい、背景がごちゃごちゃしてしまってせっかく良い紅葉がキレイに浮き出てこないというパターンです。

ですので、晴れの場合は空を上手く活用しない手はないですよ。

 

雨の日や雨上がりに撮ろう

@岐阜県美濃市・もみじ谷

雨の日の撮影は自分も濡れるし、カメラやレンズも濡れそうで気が重いものです。

土砂降りの時は諦めた方がいいかもしれませんが、小降りであれば思い切って撮ってみてください。

撮り方ですが、真上だとどうしてもレンズが濡れてしまうので、斜め上か横で背景がシンプルなところを狙います。

終わりかけのかさついた紅葉がしっとりして、雰囲気のある画が撮れたりします。

雨粒も写し込めるとフラットな画面にメリハリがついて、さらに良くなります。

独りで撮る場合、片手に傘もう一方の手にカメラとなり、カメラのホールドが不十分になるためブレた写真になりがちです。そういうときは、ISO感度を上げるなどしてブレを防ぎましょう。

デジカメは精密電子機器なので防滴仕様以外の場合は、雨に濡らさぬよう十分に気をつけてください。

@静岡県浜松市細江町

紅葉も桜同様にキレイに撮れる期間は短いのですが、運良く雨上がりに遭遇したら、まだ水滴が残っている間に撮ってみましょう!

実は、この例では自宅の部屋に腹ばいになり庭のモミジを撮っているのですが、主役のモミジのバックは明るめ、上部は暗めのバックとすることで、晴天の青空バックとはひと味違った画になっていますし、モミジがしっとりして(葉っぱが喜んでいるように見えませんか?)水滴がアクセントになり画面にメリハリが付いています。

主役となる一葉のモミジを探すのも大切ですが、ちょっとしたアングルの違いでバックや光の当たり方がガラッと変わるので根気よくいろいろなアングルで撮ってみることをおすすめします。

 

山全体の紅葉を撮ろう

@長野県大鹿村・夕立神パノラマ公園

山全体が見事に紅葉している。こんなシーンに運良く遭遇したら、どうしてもこの感動した風景を写真におさめてみたくなるものです。

こういう場合、太陽が真上にある時間帯ではなく、朝や夕方の斜めの光で撮った方が立体的で奥行きのある画が撮れます。

具体的に言うと、近場でなく遠方まで撮りに行く際は、現地に9時か10時には到着するように早朝に出発したり、時間を調整して15時頃に撮れるようにしたりします。

撮り方は、ワイドレンズ(iPhoneでもOK!)~標準レンズで雄大さを表現しましょう。

細い山道を走ることもあると思いますが、景色に見とれて万一のことがないように、またクルマを停める場所は見通しが良い場所にする、十分時間に余裕を持った計画にするなど気を付けてください。

 

アップで画面いっぱいに入れてみよう

@岐阜県関市

モミジの木全体が紅葉している場合には、どこを切り取ったらいいのか、迷いませんか?

こういう場合は、思い切って画面全体が紅葉で埋め尽くされるまで近寄って撮ってみます。

そして、ただ漫然と撮るのではなく1枚の葉を意識してピントを合わせるのがポイントです。

(例では、まだ紅葉していない緑の葉になります)

iPhoneの場合

近寄ってもなかなかキレイなボケにならないことが多いですが、ピントが合うギリギリまで近づいてみる。

一眼レフやミラーレス一眼の場合

絞りを開けて(f値を小さく)前ボケを入れたりバックをぼかしたりして奥行き感のある写真にしたり、

逆に、絞りを絞って(f値を大きく)画面の隅々までピントが合った写真にしたりすることもできます。

 

遠近感をつけて暗いバックで撮ってみよう

@静岡県浜松市細江町

紅葉は枝が気になったり、バックがゴチャゴチャとうるさくなったりして主題が埋もれがちになります。

というのは、晴れの場合の撮り方でお伝えしました。

それを解消するもう一つの方法をご紹介します。

これは一眼レフでの撮り方になりますが、望遠レンズを使って比較的離れた場所から撮る方法です。

バックが暗くなるようなアングルを探して撮ります。暗いバックに溶け込んで枝が目立たなくなり、バックをぼかすことで主題の紅葉を浮かび上がらせます。

気をつけて欲しいのは、露出をアンダー気味にして暗めに撮る(明るすぎると紅葉の赤が鮮やかになりません)ことと、手持ちで撮るとブレやすいので、シャッタースピードを速め(1/250s以上)にするか、三脚や一脚を使用してブレないようにすることです。

 

番外編 〜コーヒーに映った紅葉〜

iPhone 5S @長野県飯田市

変わった例として、コーヒーを撮っているのでテーブルフォトでもあるのですが、主題は紅葉なので紹介します。

窓の外の紅葉がコーヒーに映り込んでいるというシチュエーションですが、iPhoneで簡単に撮れてしまいます。

いいと思ったら、すぐに撮る。これが大事です。

iPhoneでこういうアップを撮るときのポイントは、片目をつむって最適なアングルを探し、目と被写体(この場合は、紅葉が映ったコーヒーの上面)を結んだ直線上にiPhoneのレンズがくるようにすることです。この手法はiPhoneで食べ物が上手く撮れないという場合にも応用できますので試してみてください。

(この写真は、数年前某カフェが主催するお客さまの投票による写真コンテストでグランプリ【1位】を受賞しました。)

 

※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。

 

 

 

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【写真家tabbyの活動】

 

40年以上に渡り撮影を継続し、その撮影枚数は10万枚を超える。

 

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■CRP第1弾

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■写真展(個展)を10回以上開催
■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載
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■fotofever paris 2014年より3年連続出展
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