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桜を美しく撮るコツを知っていますか?
桜だけに限りませんが、
”ちいさな花を美しく撮る”には、
【花にあたっている光の状態】×【花を引き立たせる背景(明るさやコントラスト)】
が重要です!
具体的には、
1.桜にあたる光は、【逆光あるいは半逆光、斜光で】花に陰影が付いている/花びらが光に透けていること。
2.背景は、【できるだけシンプルで花よりも暗く、コントラストが強すぎない】こと。
このどちらかが欠けている、あるいは両方欠けていると、
主題である桜が背景に埋没したり、パッとしない画になりがちです。
それでは写真をご覧ください。
・桜には半逆光+背景は暗め(パターンあり)
桜花にあたる光は半逆光で花びらの一部に陰があり、
背景は少しゴチャゴチャしていますが、桜花よりは暗くコントラストも低い。
・桜には逆光のスポットライト+背景は暗め(ツボミあり)
桜花にあたる光はスポットライトのような逆光で花びらが透けていて、
背景にはボケたツボミがありますが、桜花より暗い。
・桜には半逆光+背景は黒
桜花にあたる光は半逆光で花びらの一部に陰があり
桜花の背景は黒にすることで、桜の白さと美しさを最大限引き立てる。
【番外編】室内で背景が明るい例外ver.
これは上記の3例とは真逆で、【背景よりも桜の方が暗い状態】ですが、
窓の左側にある姿見に映すことで、桜の印象を強くし、
【桜の儚さと美しさ】を表現しています。
このように、原則は
・明るさ:桜にあたる光の明るさ > 背景の明るさ
・コントラストの強さ:桜花 > 背景
ですが、表現意図に依っては、”逆にした方が効果的”な場合もあります。
いずれにしても、主題が副題や背景に食われたり邪魔されることがないように留意してください。
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※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。
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