ライブの撮り方、アーティストごと6つのコツ

写真も音楽も好きで、ライブへ行って写真を撮りたいという人もいるでしょう。

そんな人にアーティスト(ボーカル/楽器)ごとの撮り方のコツをお伝えします。

Vocalist

@鎌倉

@仙台

僕は、ある Jazz/Latin Vocalist を10年以上撮り続けています。

人を写真に収める範囲として

  • 全身
  • 上半身
  • バストアップ(胸から上)
  • 顔のアップ

があります。

コンサートホールで頼まれて撮る場合は

【衣装がわかる全身〜上半身〜表情がわかるバストアップ】でと本人からリクエストされましたが、

ライブハウスで好きに撮らせてもらう場合は

【上半身〜バストアップ〜顔のアップ】を撮ることが多いです。

1枚目の例は、上半身ですが別の女性を素敵に撮る4つのポートレートテクニックという記事にもあるように、

目にピントが合っていて、キャッチアイが入っていることがポイントです。

良い表情を捉えるのはもちろんですが、後ろにギターを入れることでライブの雰囲気と奥行き感を出しています。

2枚目の例は、顔のアップ。

サイドライティングと言われる、ほぼ真横からの光で顔の右半分が暗くなっていますが、このライティングが彫りの深さとエキゾチックな顔立ちを強調しています。こちらも、左目にピントが合っていて、キャッチアイが入っています。

Guitar

ギターって絵になりますよね。

そのカッコ良さに憧れてギターを始めた人も多いのではないでしょうか?僕は10代の頃少し練習しましたが、速攻で挫折して、以来聴くのが専門になってしまいました。

ギターはどう撮っても、そこそこカッコ良く撮れるので、ここではホワイトバランスの設定についてアドバイスします。

ほとんどの人は、ホワイトバランスを【オート】で撮っていると思いますが、僕は【太陽光】で撮っています。

【太陽光】で撮る理由

オレンジっぽい画になるので、【夜のライブ】という雰囲気になる(自分独自の作風にもなる)

ライブでは照明が色も明るさも目まぐるしく変わることが多く【オート】で撮ると後処理がたいへん

【オート】で撮ったほうが良い場合

人肌を自然な色に(特に女性を白っぽく)撮りたい

衣装や色を見た目の感じに近く正確に撮りたい

参考にしてください。

Bass

ベースは大きい楽器なので、ベーシストの全身も入れて撮るとインパクトの弱い画になりがちです。

そこでアップ気味の撮り方を2例ご覧に入れます。

1枚目の例は、縦構図として【ベーシストの表情を主体】に撮るため、右手から下を切っています。弦をおさえる左手がブレて動感が表現されているのもポイントです。

2枚目の例は、横構図ですが【弦を弾く右手にフォーカス】して撮っています。指の力強さや力の入り具合がよくわかります。

このように、全体を入れて撮るだけではなく、自分が【何を表現したいのか?】を考えて撮るように心がけてください。

Drums

ドラムのセットも大きいので、全体を入れようとすると、ドラマーの顔の表情も演奏のダイナミックさもあまり伝わらないという場合が多いです。

ここでは、少し極端ですが、大胆にアップで撮った例をご紹介します。

ハイハットをアップにして、その動きを表現するためにブレを使っています。

シャッタースピードは、1/60sか1/30sに設定します。

カメラはぶれないように左肘をテーブルに付けるなどしてください。

あとはタイミングを狙ってシャッターを押すだけですが、一発ではなかなか思うような画は撮れませんので、納得行くまで撮ってください。

この例では、ハイハットに赤のスポットライトが映っていることも効果的です。

Trumpet

トランペットやサックスもギター同様に絵になる楽器で、Jazzでは主役にもなりますが、動きが激しいので撮りにくい被写体でもあります。

ピントを合わせる位置として

  • 顔(目あるいは口元)
  • 右手
  • ベルの部分

トランペットの角度として

  • 地面と平行
  • 上向き
  • 下向き

があります。

この例では、トランペットがやや下向きのタイミングで顔にピントを合わせています。

演奏者の目から意志の強さが感じられます。

どこにピントを合わせるか?は撮影者の意図次第ですが、なんとなく合ったのではなく明確な意志で合わせるようにしたいですね。

Singer Song Writer

舞花 @長野県辰野

この写真は知人で、元々ギターリストを目指していましたが、いまでは作詞作曲もこなし、歌も歌って、シンガーソングライターとして単独でライブを開催している人です。

そういう経緯から、【ギターリストとシンガーの両面を捉えよう】と顔と左手の両方にピントがくる瞬間を狙って撮ったショットです。

顔は俯きですが情感が籠もっていて、弦を押さえる左手も譜面に隠れながらもちょうどいい感じに撮れています。

1回のライブで、300枚〜800枚くらい撮るのですが、このようにイメージ通りに撮れるのは数枚しかありません。

連続シャッターでとにかくたくさん撮ればいい。というのとは違いますが、音楽やアーティストの気持ちとシンクロしてひたすら撮りまくる。というのはライブを撮る際には大切だと思っています。

※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。

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【写真家tabbyの活動】

 

47年以上に渡り撮影を継続し、その撮影枚数は10万枚を超える。

 

◆「kindle写真集の出版」

■CRP第1弾

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■CRP第3弾

■CRP第4弾

■CRP第5弾

■写真集第6弾(独自出版)

 

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■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載

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写真展とネット掲載

■写真展(個展)を10回以上開催
■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載
■Gettyにて写真データーを販売【175点】
■fotofever paris 2014年より3年連続出展
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