建物の撮り方、5つのコツ

建物を撮ろうとしたとき、どこを切り取ったらいいか、アングルはどうしたらいいか、迷いませんか?

ここではそんな時役に立つ撮り方のコツをお伝えします。

基礎編

@静岡県浜松・長楽寺

建物写真は、撮影時になるべく歪ませないように撮るのが肝心です。

具体的には、この例のように縦の線が平行になるように、被写体に正対し、縦線の半分くらいのところにレンズがくるように姿勢を変えます。

iPhoneの場合

iPhoneは広角レンズなので、少しでも上向きや下向きに構えると歪んでしまいます。気を付けましょう。

それから4隅は特に歪みやすいため、直線を入れない方が無難です。

一眼レフの場合

基本は一緒ですが、見上げるような場合はアオリレンズを使うか、後からアプリで修正するという方法があります。

後処理するとしても、撮影時に周辺の歪で線が歪まないように、建物をなるべく中心に収めます。

応用編【日本建築を縦構図で撮る】

@長野県飯田

この例の、日本建築は奥行きが長いので近くからでは上手くフレームに収めることが出来ません。

そこで、ちょっと離れて階段の下から縦構図として、手前に石段とグリーンを入れ、建物全体を収めています。

消失点(屋根の端と一階の庇の端、この2本の直線が交わる点)が画面左側・下から1/3くらいのところにあり、奥の木の幹になっているので、見る人の視線がそこに誘導され、奥行きが感じられるとともにインパクトの強い写真になっています。

このように、横構図で上手く行かない場合は、縦構図にしたり、消失点を意識したりすると、強い印象の写真にすることができます。

応用編【神社の美しさを撮る】

@広島県宮島・厳島神社

@広島県宮島・厳島神社

日本建築の美しさは、直線の構成美にありますので、それを最大限に生かして撮りましょう。

1枚目の例では、主題は海中の鳥居ですが、それだけを撮るよりも、このように手前にフレーム状に神社の一部を入れて構成することで、画面も締まり、奥行きを感じさせることができます。

気を付けたいのが、縦の直線が傾いてしまうと、それが気になり主題を引き立てるどころか、かえって邪魔になるので、真っ直ぐ平行に撮ることです。

2枚目の例では、白黒の横格子の美しさを引き立てるために赤い柱と戸を入れています。

廊下の幅が狭いため、十分離れて真正面からは撮れない状況なので、斜めのアングルで撮っています。

応用編【ちょっと斜めのススメ】

サンフランチェスコ寺院 @イタリア・アッシジ

サンフランチェスコ寺院 @イタリア・アッシジ

建物は、真っ直ぐ撮るのが基本。

とは言っても、時にはあまりにも大きすぎて真正面から全景を収めることが難しいということもあります。

こんな場合の撮り方をご紹介します。

1枚目の例は、横構図ですが斜めから建物の上の方だけフレームに収め、下は切ってしまっています。この場合は、横から光が当たっていて、日向の部分と日陰の部分が対比されて立体的に見えているのがポイントです。

露出は、快晴の青空の色もキレイに出したいので、日向に合わせています。

2枚目の例は、建物の巨大さを表現するため、縦構図として正面から敢えて軸を斜めにして下に人を入れて撮っています。

露出は、日陰に合わせているので、こちらの空の色は薄くなっていますね。

敢えて真っ直ぐではなく少し斜めに撮ることで、ダイナミックさや動きを表現しています。

応用編【古城を撮る】

@プラハ

@プラハ

巨大な建物の場合、その2です。

この3枚の例は、プラハ城です。

1枚目の例は、建物のほぼ正面から下は少し切れていますが、ほぼ全景を捉えています。

順光でお城が日向になっているので、空と雲の色もキレイに出ています。

2枚目の例は、改修中の部分を入れて見上げて撮っていますが、空を白く飛ばしたくなかったのとお城の古さも強調したかったので、露出はあえてアンダー(マイナス)にして、日陰部分の質感がギリギリ出る設定にしています。

3枚目の例は、ほぼ真下から空を見上げるように撮っていますが、お城の日向部分に対して45度のアングルで撮ることで、日陰の左上部分がシルエットになりアクセントにもなって、斬新な印象の写真になっています。露出は、日向に合わせています。

@プラハ

このようにアングルや露出を意識することで、落ち着いた印象になったり、ダイナミックな印象にしたりできるので、いろいろ試してみてください。

※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。

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