■写真展をやってもコメントがほとんどもらえず売れなかった
■僕の写真が
■パリで350ユーロ(約45,000円)で売れるようになった話
こんにちは、tabbyです。(⇒プロフィールはこちら)
写真を47年撮り続けています。
初めて豊橋のカフェで写真展を開催したとき、
ある女性からもらったコメント
↓↓↓
「tabbyさんは、思うように写真を撮っているようで羨ましいです。
私もいつかそうなりたいと思います。」
ところが、数年後。
地元浜松の多国籍レストランで開催したときは、
・コメント、ほとんどなし!(感想ノート1ページだけ)
・当然、1枚も売れない!!(店のオーナー夫婦もガッカリ)
僕の写真って見られてないし、興味を持たれていないんだな。
と、かなり落ち込みました。
それから、数年後。
毎年パリで開催される[fotofever paris]で
プリントが1枚350ユーロ(約45,000円)で売れました!
何故か?
このように変化した理由を今回はお話ししたいと思います。
パリに出展する切っ掛けは、
長年思い続けていた”自分の写真集を出版したい”という夢を実現するために
プロ写真家に会いに東京へ行ったことです。
(後に、その写真家は”なんちゃってプロ”という事実に気付くのですが)
僕の写真を見てもらったときの
自称プロ写真家&編集者 ⇒TN との会話
TN:この写真いいね!どこ?
tabby:北海道積丹のマッカ岬という場所ですけど
TN:えー、ここ母の実家の近くで子どもの頃よく行ってたけど、こんな朝焼け見たことないよ!
(これがその写真です)
TN:実は今、銀座のギャラリーからパリの写真展に出品する写真のセレクトを頼まれているんだけど、どう?出してみない?
tabby:それでは、お願いします。
(今日は写真集の相談に来たんだけど、まあいいか?)
という感じでとんとん拍子に出展が決まり、
その年は売れなかったものの、
次の年から2年連続で350ユーロ(約45,000円)で売れました。
パリといえば写真の本場なので、
”自分の写真が認められた”ということが、とても嬉しかったですね。
札幌で写真ギャラリーを営む知人の話では、
日本で有名なプロ写真家の作品でも
パリのオークションでは30,000円でも売れないことがあるそうです。
奇跡的な出会いがこの結果を生んだのですが、
訳あって写真集の方は頓挫することに(泣)なってしまいました。
このことから学んだのは、
1.写真を出展する場所の客層と自分の写真とのマッチング
2.とにかく【行動を起こす】こと
が重要だということです。
行動を起こしてなければチャンスはなかったのですから。
1.に関しては、
【お客様のニーズではなく、ウォンツを満たすこと。】とも言えます。
なぜなら、
現在写真は巷に溢れている。つまり、ニーズはすでに満たされていて、ない。
ところが、
写真好きな人が欲しい(例えば、好きな写真を部屋に飾りたい)
というウォンツは満たされていなくて、ある。
からです。
パリで売れた写真は、
・初めてパリを訪れた際に美術館で撮った抽象画っぽい写真
だったり
・自分が好きな梅の写真で日本らしさを感じさせる写真
だったりしました。
これらが、そこの会場を訪れる人の心に響いたからだと思っています。
一方、反応がなかった地元での写真展は
・モロッコのマラケシュ
・パリ
など旅行先で撮った写真でしたが、
会場の主な客層である若い女性やアベックには響かなかったと。
結局写真ってコミュニケーションでもあるので、
撮った人<ー>見る人が共感できないといけないんですよね。
なので、
テクニックも必要ですが、
”撮るときの心のありよう”が最も大切だと思っていて、
僕のメルマガでは、
そのことをお伝えできたらいいなと思って発信しています。
良かったら、これからも読んでくださいね。
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tabby
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【写真家tabbyの活動】
47年以上に渡り撮影を継続し、その撮影枚数は10万枚を超える。
◆「kindle写真集の出版」
■CRP第1弾
■CRP第2弾
■CRP第3弾
■CRP第4弾
■CRP第5弾
■写真集第6弾(独自出版)
◆「写真展とネット掲載」
■写真展(個展)を20回以上開催
■2005年よりFlickrをはじめ、現在5,000枚ほど掲載
■Gettyにて写真データーを販売【175点】
■fotofever paris 2014年より3年連続出展 *fotofever paris とは、 世界最大の写真の見本市、イベントであるパリフォトと同時期にルーブル美術館の地下イベント会場であるルーブル・カローセルで開かれる。約100のギャラリーや出版社(日本からは8社)が出展。
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