ベンチのあるシーンの撮り方、5つのヒント

僕は木のベンチのある光景が好きで、いろいろな場所で撮っています。ここではシーンごとの撮り方のコツをお伝えします。

シンメトリーに撮る

@Paris

構図の1つに【シンメトリー構図】があり、これは左右対称、又は上下対称で撮影する構図です。

建物などの人工物との相性が良い構図で、カチッとした印象を与え、被写体の美しさを引き立てることができます。

最初の例では、パリの公園のベンチをシンメトリーに捉えながら、手前にアクセントとなる枝を入れて左右対称を崩すことで、カチッとした印象に動きをプラスしています。

@静岡県浜松

@ドイツ・Friedrichstadt

ベンチは公園にあることが多いので、花との組み合わせで撮るのもおすすめです。

次の2枚の例では、ベンチはシンメトリー構図で捉え、その上に花を配することで左右対称を崩し、カチッとした印象を与えながら花の美しさも強調しています。

影と一緒に撮る

@静岡県・三岳城址

@静岡県・三岳城址

写真は【光と影の芸術】とも言われます。

光がなければもちろん撮れないわけですが、影がないと陰影がない薄っぺらな画になってしまうこともあるので、常に両方を意識して撮る必要があります。

これらの例では、ベンチはシルエットにして木の影を入れたり、日の当たっているベンチを斜めのアングルで斜光で撮ることにより影も斜めになったりすることで、造形の面白さや陰影、奥行きを表現しています。

このように、光の方向や影の出方を意識することで、強い印象や立体感を与えることができますので、トライしてください。

雨の日に撮る

@Paris

雨の日の撮影は鬱陶しいものですが、旅先などで時間が限られている場合は、そうとばかりも言っていられません。

この例は、雨降りの早朝散歩しながら撮っていて、雨が上がって空が明るくなってきたという状況です。ベンチはまだ濡れていますが、かすかに射した光が濡れたベンチを照らしてしっとりと輝く画になっています。

こういう場合、明るく撮ってしまうと雰囲気が台無しになってしまうので、露出をマイナスにして雨滴が強調されるように撮るのがコツです。

また、縦構図で撮ることで、奥行きとダイナミックさを感じさせることができます。

雪や氷と撮る

@静岡県水窪

@愛知県・岩古谷山

冬になれば、僕の住む静岡県でも雪が降ることがあります。

1枚目の例は、静岡県と長野県の県境にあるヒョー越峠にあるベンチですが、落ち葉とベンチにうっすらと雪が積もっています。

ベンチに書かれたいたずら書きが、あぶり出しのように見えたので、それを強調するためと後ろの方のベンチと流れを作るために、縦構図で撮っています。

雪を撮る場合、オートで撮ると雪がグレーになってしまい汚く見えてしまうので、露出をプラスにすることがコツです。

2枚目の例は、愛知県・岩古谷山の頂上にあるベンチですが、冬に登頂したらベンチが凍っていて、そこに日が射してキラキラ輝いていたので、その美しさを留めた1枚です。

ベンチの上のいろいろを撮る

@長野県・小鳥の森

@長野県・小鳥の森

ただベンチを撮るだけではなく、その上のいろいろを入れて撮るのも面白いのでご紹介します。

1枚目の例は、森の中にあるベンチですが、あまり人が来ないし使われないため、苔が生えてさらに枯れ枝まで積もっています。そこに、スポットライトのような陽が射しているという状況です。苔が発光してるようにも見えて神秘的です。

2枚目の例は、森に隣接する茶屋のベンチに割れ目から笹が出ています。影と相まって、ベンチの上にヨットがあるようにも見えます。

3枚目の例は、日陰のベンチに止まったアゲハを捕らえていますが、絞りを開けて(F値を小さくして)前も背景もぼかすことで、主題のアゲハに視線が行くように撮っています。

@長野県飯田

このようにちょっと工夫することで、その場所にいるようなライブ感のある写真が撮れるので、いろいろ試してみてください。

※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。

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