目次
【瞬撮術】を知っていますか?
これは僕が作った造語なのですが、
・撮りたい被写体を見極め【一瞬にして構図を決め】
・【ベストのタイミングを逃さず、シャッターを切る(押す)】
ことで、
スナップを撮る人は当然身に着けるべきテクニックですが、
風景やポートレートであっても(静物以外では)必須であるといえます。
なぜなら、写真とは
『瞬間を切り取る』ものであり、
『過ぎ去った時間は2度と帰ってこない』からです。
では、
tabbyはどうやってこの術を身に付け・磨いているのか?
その方法を今回のブログでお伝えします。
1.音楽ライブで動く被写体のベストショットを捉える
僕は2007年から好きなJazz/Latin Vocalistのライブに10年間45回くらい通って撮ってきました。
(もちろんライブ会場やアーティストには事前に了解を取っていますし、
撮影後は、セレクトした写真をアーティスト本人にチェックしてもらい
NGショットは公開しないようにしています。)
そうやって撮りためた写真に囲まれて本人が歌うという【写真展&ライブ】というイベントを
2011年と2017年に企画・開催しました。
それでは、北は北海道~南は岐阜・愛知まで行って撮ったライブ写を
ほんの少しですがご覧ください。
@鎌倉 2017年
@横浜
@東京
@東京
@仙台 2008年
@札幌 2009年
2.ベリーダンスでダンサーの激しい動きを美しく捉える
写真展を開催させてくれた多国籍レストランがベリーダンスのショーを定期的に開催しているので、
2010年頃からベリーダンスも撮っています。
とても難しい被写体ですがチャレンジし甲斐があります。
何故なら、
・ダンサーの動きが激しい
・会場が暗い
・音楽に合わせてライティングもめまぐるしく変わり、明るさの変化もはげしいので、露出を決めるのが難しい
したがって激しい動きを美しく捉えるには、
1.ISO感度は、【ISO800に固定】し、
2.シャッタースピードが1/30sより速くなるように、マニュアルレンズの絞りを調整しながら
【できるだけシャッターチャンスに集中できるよう】撮ります。
3.好きなアーティストをみつけたら、そのライブも
切っ掛けは、22年通っている料理民宿の子ども(姉妹)が自宅で歌っているところをYouTubeで発見したことでした。
それから、そのうちの一人が長野県の田舎の古い民家を改造したライブハウスでシンガーソングライターとして演奏しているのを知り、
応援を兼ねて訪れたのが2013年。それから、年に数回通っています。
アーティストは10代後半から20代がほとんどなので、荒削りなこともありますが、メッセージがストレートに伝わってきて感動します。
そして、”歌や演奏がいいな”と思ったら、おもむろにカメラを取り出し撮る。というスタイルです。
ここは会場が小さいので、アーティストの近くから撮れるのですが、
やはりライティングが凝っていて、なかなか難しい。
それでも”いい瞬間”が捉えられ、本人にも喜んでもらえると、
【写真やってて良かった!】としみじみ思います。
↓↓↓
こちらの作例は、
下記のあわせて読みたい記事の2つめをご覧ください。
まとめ
瞬撮するためには、
シャッターチャンスに集中できるよう
・事前にカメラのセッティングを終えておく
具体的には、
・その場の明るさに合った【ISO感度】の設定
・自分の表現に合った【WB(ホワイトバランス)】の設定
をすることです。
フレーミングを一瞬で決めるためには、
・主題に集中しながら、画面の隅々にまで気を配る
それでも、被写体の動きが激しくて余計なものが写ったりすることもあるでしょう。
そういう場合は、
レタッチでトリミングするといいです。
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※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。
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