こんにちは、tabbyです。(⇒プロフィールはこちら)
カメラが好きな人は、メカが好きなので、クルマも好きという人も多いのではないでしょうか?
そこで、ここでは、カッコいいクルマの撮り方をお伝えします。
目次
朝靄や朝焼けと撮る
@長野県・しらびそ高原
@静岡県・御前崎
最初の例は、山で日の出前に朝靄とともに撮っています。
ブルーのクルマに、日の出前のブルーの空色が映り、クルマのシルエットを際立たせています。
2枚目の例は、海で海と波を背景にしながらも、最もセクシーなリアフェンダーの部分に朝焼けを反射させて撮っています。
このようにクルマをカッコ良く撮るには【映り込みを意識すること】が重要です。
そのためには、撮影前にしっかりクルマを磨いてキレイにしておきましょう!
アングルについて
@静岡県浜松
@Paris
クルマと擦れ違うときを想像するとわかりますが、斜め前→横→斜め後ろの順番で見えています。
ですから、いいクルマのデザインってそれらの角度で見たときに美しく見えるようにデザインされています。
真正面とか真後ろからって停まっている状態でしか見ませんよね。
なので、写真を撮るときも、斜め前か斜め後ろから撮るのがおすすめです。
1枚目の例は、斜め後ろからフレーム一杯に入れて撮っています。小さいクルマなのに迫力がありますね。
(このクルマは知人のクルマなので、許可を得てナンバー入りで公開していますが、無許可でネット上に公開するのは一般的にNGですので覚えておいてください)
2枚目の例は、真横ですが背景にパリの古い町並みを入れて、ドアのサインと背景の色をシンクロさせ、4輪をギリギリ端に配置した車長の短い独特なデザインを強調しています。
@ドイツ・ハンブルグ
3枚目の例は、特殊ですが縦列駐車の隙間にバックで突っ込んで、真横のクルマの間に真後ろが見えているという図柄です。
車長が短いからこそ可能な技ですね。
雨の日にminiを撮る
@静岡県浜松
@静岡県浜松
これは個人的な思いなのですが、【miniには雨が似合う】と思っています。
伊丹十三の映画でも、miniが登場するシーンは土砂降りでしたし。
ですから、雨の日によく手入れされたminiを見かけると撮らずにはいられません。
撮り方ですが、
1枚目の例は、今やほとんど見かけることがなくなったフェンダーミラーとフロントフェンダーをアップで撮っています。
2枚目の例は、真横からガラスの水滴にピントを合わせ、室内のウッドステアリングもぼかしながらもわかるように撮っています。
これも今のクルマにはないクロームメッキのモールがアクセントになっています。
このように、全体を撮っても可愛いクルマですが、好きな部分をアップで切り取ることで、雨に濡れた感じと独特のデザインが引き立つ写真になります。
Ferrariを撮る
ミケランジェロ広場 @イタリア・フィレンツェ
スポーツカーの王者と言えばフェラーリですね!
どこかの評論家が【フェラーリはそこにある(見ている)だけで美しいし嬉しい。まして動いたら天にも昇る気持ち。芸術品が走るんだから。】と言っていましたが、まさにそういう特別な存在感があります。
1枚目の例は、イタリアに旅行したときに、観光地の広場で新車の展示をしていたので、思わず撮りました。これも斜め前から撮っています。日本のように高級ディーラーのガラス張りの中ではなく、深紅のボディが陽光に曝されているのが【さすが本場だ】と感じました。
2枚目は、Baliの「天国」を意味するパラディソという名のホテルのエントランスに置いてあったフェラーリ。
こちらは、横から撮っていますが、ネオンや赤いライトと渾然一体となりクルマの妖しさが倍増しています。
Hotel Paradiso @Bali
夕焼けと撮る
@静岡県浜松
夕焼けとクルマ、それぞれを撮ることはあっても、1枚の写真に収めることはあまりないのでは?
この例では、夕焼けのオレンジがとてもキレイだったので、道端にクルマを駐め、iPhoneでクルマのテールライトの赤とウィンカーのオレンジを夕焼けにシンクロさせ、クルマはエッジにわずかに夕焼けが映り込むシルエットとして撮った写真です。一風変わったインパクトの強い写真になったと思います。
このようにちょっとしたコツで、カッコいい、そのクルマの特徴を活かした写真が撮れるので、いろいろ試してみてください。
※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。
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