梅を美しく切り取るコツを知っていますか？

僕は、メルマガ読者さんや写真コミュニティーメンバーから

「梅や桜はキレイだけど、どうやって撮ったらいいのか？わからない」
撮り方を教えて欲しい。というリクエストを良くいただきます。

そこで、今回は
【主題をどう決めて、どうやってフレーミングすれば（切り取れば）いいのか？】
というテーマで解説します。

全体を見てキレイだと感じても、”それをそのまま漫然と撮っただけ”では
見る人に感動は伝わりません。

そこでtabbyがオススメするのは、

・先ず【最も好きな／美しい一輪（主題）を】決める
↓
・主題を活かすように構成する（構図や背景などを決める）方法です

それでは、作例をご覧ください。

・一輪

一輪の紅梅を主題として、【日の丸構図＋青空バック】でシンプルに構成しています。

咲きかけの一輪を主題に、２本の”フ”の字型の枝で奥行き感を出しています。

次は、一輪のバリエーションですが、

・二輪

背中合わせの二輪を逆光で【日の丸構図＋バックにボカした梅を配して】春らしく

離れた二輪を日陰で【太い幹をバックに空は白く飛ばしてシンプルにして】梅の白を強調しました。

・五輪

縦に咲いた五輪を主題に、青空バック＋他の枝はグリッド状に（縦横）することで、
梅の白さを強調し、”にぎやかでありながらもシンプルな印象”を狙っています。

・全体を捉える

実は梅の全体を美しく捉えるのは桜よりも難しいのですが、
トンネル状に咲いているところを【シンメトリーに捉える】ことで、
奥行き感を出しながら、手前の花はハッキリクッキリと見せています。

同じ場所で早咲きの桜【河津桜】も咲いていました。

・河津桜

逆光で空を白く飛ばして、シンプルに。

背景にもボカした桜を配していますが、暗い部分もあるのが画を引き締め、
桜のピンクを美しく見せるポイント

いかがでしたか？撮影のヒントになれば嬉しいです！

感想はこのページ一番下のコメント欄にお願いします。

※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。

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