子どもを室内でかわいく撮るための4つのコツ

自分に子どもが出来たのを切っ掛けにデジカメを購入したり、写真を始めた方は多いと思います。また親戚や友人のお子さんの生まれたばかり~幼少の可愛い姿を写真に収めたいけど上手く撮れない。そういう場合に、もっとかわいく撮るコツをお伝えします。

窓辺の自然光で撮ろう

赤ちゃんや子どものきめが細かく柔らかい肌を撮るには、晴れている日の昼間に窓辺で自然光の柔らかい光で撮るといいです。

気を付けて欲しいのは、家の電気を消すことです。特に蛍光灯が点いているとその青緑っぽい光のため、不健康そうな肌色になってしまったり影が強く汚くなったりするからです。ストロボはOFFにしましょう。

一眼レフやミラーレス一眼の場合

ISO感度を200~400にセットする

AWB(ホワイトバランス)は[太陽光]か[晴天]にする

あとは、いい表情のタイミングを狙って撮ればOKです。

動きが早い場合

連続シャッターでたくさん撮る

一眼の場合は、撮影モードをスポーツモードにする

などを試してみてください。

目線を子どもと同じ高さに下げるのも効果的です。

 

逆光で撮ってみよう

もう一つの方法は、逆光で撮ることです。逆光とは、被写体の向こう側からこちら(カメラマン)側に向かって光が当たる状況です。

この例のように、顔に影がでないので柔らかいトーンになることと、髪の毛にハイライトが入って(明るい輪郭ができる)立体的な画にもなるというメリットがあります。

気を付けて欲しいのは、

・顔が暗くなり過ぎないように露出を明るめ(+1.0~+1.5EVが目安)に調節する(これはiPhoneのカメラアプリでも可能です)

・レンズに直接光が入らないような場所やアングルを選ぶ

ことです。

この手法は、女性ポートレートにも応用できます。

 

顔が向いている方向を空けて撮ろう

顔が真正面を向いていない場合、顔をど真ん中に入れたいわゆる“日の丸構図”ではなく、顔が向いている方向に空間ができるよう左右どちらかに寄せて撮ると、自然で安定した収まりのよい写真になります。

こういう場合に注意して欲しいのは、空けた空間がゴチャゴチャしていたり、明るい部分があったりすると、見る人の意識がそちらの方に引っ張られて主題が弱くなってしまうので、スッキリした背景を選び、特に四隅には明るい部分が写らないような場所に移動してみてください。

撮り方は、

iPhoneの場合

画面の顔の部分にタッチしてピントを合わせる

一眼レフやミラーレス一眼の場合

シャッターを半押しして目にピントを合わせてから左右に振って撮る

 

ピントを目に合わせよう

この写真はGettyで販売中(日本のクライアントに3万円で売れた実績あり)

人物写真を撮る際、それも顔や表情を狙う時に“ピントを目に合わせる”のは基本中の基本です。

それは、「目は口ほどに物を言う」ということわざにもあるように、人は人の目を見ることで言葉にならない感情や気持ちを読み取ろうとする習性があるので、目にピントが合っていないと違和感を感じ写真全体の印象がぼんやりしてしまうからです。

ところが、カメラが進化してオートフォーカスになった今日でも瞳孔にピントをあわせるのは実に難しいです。

どうすればいいか?というと、

一眼レフやミラーレス一眼の場合

オートフォーカス中でもピントリングを回してマニュアルで微調整できる機能を使います

iPhoneの場合

一眼ほどシビアには合わせられませんが、拡大して画面の目の部分にタッチしてピントを合わせる

さらに、ピントが合った方の目にアイキャッチが入っている(外光の白い反射が黒目に写り込んでいる)と目が輝き強い印象となってパーフェクトです。

 

番外編 ~ちょっとお遊び~

最後に、撮影後のちょっとした加工で遊ぶ例をご紹介します。

この例では、連続して撮った同一人物の一コマを左右反転して並べています。

こうすることで、一人二役のあたかも自分と自分が楽しく会話しているような雰囲気を狙っています。

コンテスト等に応募する場合、こういう加工は応募要項によりはねられるケースもありますが、プライベートで楽しんでみるにはよいのではないでしょうか?

デジタルになり、フィルム&印画紙時代のような暗室ではなく、明るい場所でPCを使って気軽に何度でもレタッチや加工ができる。こういう時代だからこそ、もっと自由な表現を試してみるのも面白いと思います。

 

※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。

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