目次
写真集を作りたいと思いませんか?
僕は何10年も思っていましたが、
紙の本で出版すると何10万もかかるので諦めていました。
2013年〜本格的に方法を模索し始めて、
”なんちゃってプロ写真家&編集者”に騙されたりしながら、
amazonのKindle版で初出版したのが2016年。
それ以来7冊出版していますが、
その中でも最も苦労した【タイ・ピピ島】の写真集を例に
”どのように編集、作成していったのか?”エピソードも交えながらご紹介します。
■表紙
言うまでもなく表紙は最も重要です。
インパクトがありその1枚から内容が想起できること
表紙と最終ページが決まったらほぼ完成したようなもの・・・なのですが大苦戦
そして、ロゴデザインも重要 ⇒写真を邪魔しなく、カッコ良く
■2ページ
2ページは3ページ以降を見たくなるようイメージが膨らむ写真を
ロゴは撮影年と場所だけでシンプルに
■3ページ〜34ページ
1冊目の【Paris 1998-2007】では自分で表紙から最終ページまで全て構成し一発OKが出たのですが、
この写真集では何回やってもダメで、指南役の横木さんも”もう止めようか?”と言い出すほど
それが横木さんに任せることで今までにない斬新な構成が完成しました
タイのフルーツ⇒ねこ⇒ホテルの受付嬢へと繋ぎます
女性の顔から足へ
ここでマーケットに停まっていたクルマの花でシーン転換
流石です!
ピピ島の美しい海
ここでモノクロ写真を挟み、再びシーン転換
仏教国タイを象徴する仏像の後ろ姿の後には
フェリー内のちょっと強面の男性へ
フェリー⇒トゥクトゥク(三輪オート)へと乗り物同士で繋ぎます
ここで何故か?ブレた裸体の絵に(赤と黄色の色が共通)
日陰で遊ぶ子どもたち(ここにも赤と黄色の色がある)
日陰の後には、いきなり開放的な海を持ってくる
屋外から室内へ
室内から屋内の海へ(それも船頭は日陰)
海から海へ繋ぐ
雲の白から花の白へ
グリーン同士?
外から内(木の根の仏頭)へ
人工物同士?
ここが横木さんも僕も1番悩んだところ
ブレてるのでボツにしてあったベッドの写真”なぜかセクシーさを感じるショット”だそう
これには周りで見学していた人も驚いた
ブレたベッドのあとには、歩く女性を
女性⇒花[アジサイ]へ
暗めのショット同士を繋ぐ
店の床⇒路地のねこ
日陰⇒日向へ
白い花⇒白い雲
雲と海で繋ぐ
海から海へ
ここでモノクロ写真でシーン転換
ねこ⇒SEX(女性のドレス)へ
横木さん曰く、「男にとっては、女と食べ物は一緒」なので
女性のドレスからふわふわ卵のカニカレーへ
食べ物から女性へ戻る
■最終ページ
前の写真とブルー同士で繋ぐ
(日中だけどアユタヤの遺跡をシルエットにし”夢か現か”と時の流れを表現したショット)
こうやって面白い写真集が完成しました。いかがでしたか?
指南役の横木さんは「音楽を聴くように、映画を観るように」構成すればいい
っていいますが、これは経験がないと簡単にできません!
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※掲載している写真はすべてtabby撮影のものです。
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